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fair goはオーストラリアならではの表現【学校で習わない英語】

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fair goはオーストラリアならではの表現といっていいでしょう。

何を隠そう、オーストラリアは「Land of the Fair Go(平等主義の国)」と呼ばれていますからね。

たとえば、オーストラリアの政治政党であるAustralian Labor Party(ALP:労働党)のウェブサイトには、政党が掲げるFair Go Action planなんてものがあります。

それでは、英語の授業ではおろか、アメリカやイギリスではほぼ聞くことがないfair goの意味を調べてみましょう。

fair goには2つの意味がある!

実は、fair goには、名詞と感嘆詞の2つの意味があります。

それぞれ見てみましょう。

fair go
Noun(名詞)

(Australia, New Zealand, informal) A reasonable or equitable opportunity to attempt something.

出典:https://en.oxforddictionaries.com/

名詞の意味は、冒頭で触れたように、平等主義のこと。

一言でいえば、chanceという単語に置き換えられるでしょう。

つまり誰でも平等に何かを得る、成功する機会が与えられているという考え方です。

これは、オーストラリアがイギリスの植民地だったころに培われた考え方で、人間は階級や地位を問わず、正しく公平に扱われなければいけない、という思いに基づいています。

一先進国となり、世界でも有数の移民国家になった今でも、肌の色や宗教、年齢、性別を問わず、すべての人が公平に仕事、教育、医療サービス、インフラを受けられるべきだという考え方につながっています。

冒頭で紹介した、ALPのFair Go Action planのページにはこんなことが書かれてあります。

My Labor team is working hard on our plan for a fair go for you and your family, and a fair go for all Australians.

「すべてのオーストラリア人が平等に暮らしていける我が党の政策に対して全力で取り組んでいます!」といった意味でしょうか。

オーストラリアに住んでいる僕も、オーストラリアは公平な社会だな、というのは肌で感じますね。

ちなみに、オーストラリアならではの言葉であるmateshipという言葉も、このfair go(フェアゴー)の精神が根付いているように思えますね。

マイト
オーストラリア英語の必須単語mateを語らずして何を語るや

G'day, mate? 「No worries」と並んで、オーストラリアで話されるスラングと聞いて、真っ先の思い浮かぶのがこのフレーズではないでしょうか? G'day, mate?を日本語に訳せば、 ...

このオーストラリア人の価値観は、現在でも90%以上の国民が重要だと認識しているようです。

ただ、ひとたび世界に目を向ければ、日々の生活はおろか、戦争のために難民となり静かに暮らす平和すら脅かされている現実があります。

I believe a fair go means something very simple.
It means that I believe every person deserves to be safe and free.

次に、感嘆詞で使う場合を見てみましょう。

PHRASE
NZ, Australian informal

Used for emphasis or to request someone to be reasonable or fair.

‘Fair go! How can I ask a thing like that?’ あーっ! そんなことどうやって頼めばいいんだよ?

出典:https://en.oxforddictionaries.com/

感嘆詞なので、直訳はその文脈によって変わってきます。

何かを強調したいとき、もしくは誰かにフェア(公平)にやってほしいときに、使うフレーズです。

もぉーっとか、あーっとか日本語でもいいますよね。

そんな感じです。

もうひとつ加えると、この感嘆の裏には、名詞の意味にもあるように、「公平にやってよ!」「平等に扱ってよ!」という意味が込められているんですね。

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